2011-11-07

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イタリア危機が再燃

今週は11日にオプションSQが控えているので、ただでさえ様子見気分が強まる週だが、そこへ持ってきて今度はイタリア危機が再燃してきた。政府債務30兆円のギリシャであの大騒ぎなのに、200兆円のイタリアに火がつくと、株式市場が受ける影響も計り知れない。気になるのは、イタリアがIMFの監視を受け入れたことだ。ベルルスコーニ政権の崩壊は秒読み段階に入ったと思われるが、その場合IMFがイタリアの財政状況を1から見直す。イタリアも日本と同様、少なからず隠れた借金やら不正が出てくると思われる。ただ、大衆迎合のベルルスコーニ首相が辞めて、改革派中心の新政権ができれば、イタリアの財政健全化はかなり進むと見られている。今週、イタリア下院は財政関連の重要法案を採決するが、その直後に内閣不信任案が出される模様で、それでまたEUは大騒動になりそうだ。このマイナスの材料とプラスの材料がどう評価されるかは、現時点では何とも言えない。とりあえず今週は様子見が無難か。