ブログ(会員限定) ギリシャ・ショック再燃よりもMAPが大事
ギリシャのパパンドレウ首相がまたやってくれた。この人はちょうど2年前、首相就任直後に旧政権が10年以上にわたって財政を粉飾決算していたことを暴露し、対GDP比で3.7%とされていた財政赤字が実際は12%以上あると表明。そこからギリシャ国債の格下げが始まり、翌年4月に「投資不適格」まで格下げされ、欧州中央銀行のトリシェ総裁も「ギリシャ国債は買い上げない」と宣言した。翌日のNYダウは約1000ドル下落し、世界同時株安が勃発。これがいわゆるギリシャ・ショックである。今回、パパンドレウ首相は先月26日までにEUが決めた支援策の是非を問う国民投票を実施すると言い出したのである。まず4日に内閣信任を問う国民投票を行ない、年明けすぐにEUの支援策に関する国民投票を行なうという。下手をすると、せっかく26日にEU首脳が集まって徹夜で決めた危機対策三本柱のうち、2つが無駄になってしまう。株式市場や為替市場は寝耳に水で、きのうのNYダウは一時320ドル以上も下げた。4日はG20首脳会合の2日目でもあり、今週末は相場に影響のある大ニュースがいくつも報道されることになる。ただし、ギリシャ国民もそれほどバカでは...
