2011-08-10

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押し目買いはほどほどに

米国債の格下げの悪影響は一巡したように見えるが、S&Pは米住宅公社の債券を格下げしたのに続いて、きのうは地方債1万1000本の格付けをAAAからAA+に引き下げた。格付け会社はすでにリーマン・ショックで投資家からの信頼をかなり失ったが、銀行の自己資本規制や債券発行に幅広く使われているため、主要国の金融システムに組み込まれてしまっている。つまり、投資家は彼らの影響から逃れられないのが現状だ。今週末12日の日本のオプションSQから、来週末19日の米国のオプションSQにかけて、世界的に夏休みシーズンで市場参加者が激減する。まさにヘッジファンドが売り仕掛けをしてくる確率が極めて高いタイミングになる。日本株はきのうと今日で買い戻しがかなり進んだので、明日以降はお盆休みに伴う信用取引の持ち高調整の売りがかなり増えるだろう。信用残の多い銘柄は要注意である。正直なところ、市場が最も気にしているスペイン・イタリアショックは、私に言わせれば完全なヤラセで、欧州中央銀行が日本並みに国債を買い入れていけば、すぐに沈静化する話である。株価への織り込みも目先はそれなりに進んだので、売られ過ぎ銘柄のリバウンド狙いは...