2011-08-08

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下手に動くべからず PART4

S&Pによる米国債の格下げが、結果的にQE3(量的緩和第3弾)実施のためのアリバイ作りというか、政策催促相場になるのは間違いないようである。ただ、いくらなんでも下げ過ぎという印象が強いのも事実だ。これはやはり、QE3に加えてHIA2(本国投資法第2弾)を同時に実施するための演出としか思えない。これだけの勢いで株価が下がると、日米共に信用の投げ売りが明日も継続するのは致し方ない。お盆休みを控えて日本の個人投資家はただでさえ処分売りを急ぐので、今週12日のオプションSQを通過しないと下げ止まらない銘柄も多いと思われる。いずれにしても、米国株が大幅に反発しない限り、相場の地合いは好転しそうにない。スペイン・イタリア危機のインパクトが、どの程度株価に織り込まれたかを確認してからでないと、とても新規買いをするような投資環境ではないのが実情だ。