ブログ(会員限定) 「円安」+「原発冷却システム復旧」=震災前の株価
前回、今年は95年と同様に大幅な円安転換となり、1ドル=100円台になっても不思議はないと書いた。もし、それが実現すれば、輸出企業は業績のV字回復が見込める。トヨタ自動車は期中に円相場が79円75銭まで円安に入った96年3月期に52%の営業増益、60%の最終増益を達成している。ホンダも30%近い増益になった。これはひとえに年度後半にかけての大幅な円安が業績の特効薬になった形である。今年も95年と同様の円安シナリオが実現するとすれば、4-6月期決算や9月中間決算で業績がボロボロになりそうな自動車関連株や電機・精密株などに投資妙味が出てくる。当然、決算発表や業績予想の下方修正で売り込まれたところを狙うのが王道である。原発の問題については、ほぼ私の想定通りの状況になっていて、放射能は大量に漏れるものの、それがすなわち炉心や格納容器の爆発を防ぐ結果になっている。東電や政府の対応は後手後手に回って、放射性物質の流出は、昨年のメキシコ湾でのBPの原油流出事故と同様、完全に止めるにはあと数カ月かかるだろう。これがさらなる円安要因になるのは間違いない。しかしながら、その見返りとして、チェルノブイリの二...
