ブログ(会員限定) サナエノミクスでアベトレードならぬ高市トレードによる円安・日本株高が進行 PART32
ブログを休んでいる間に日経平均は一時5万8000円台に乗せた。衆院選で自民党が歴史的な勝利を収めたとはいえ、明らかに上げ過ぎというかスピード違反と言えるだろう。その点で今日の700円近い下落は過熱を冷ますという意味でも必要な調整だったと考えられる。相場の行き過ぎをはかる上で重視されるボリンジャーバンドを見ても、日足ベースでプラス3σのラインを上抜ける確率はたったの0.3%しかないにも関わらず、投票日翌日の9日と10日はそれを上抜けていた。もっとも、好決算の発表が相次ぎ、日経平均の一株当たり利益(EPS)は2760円台まで上昇してきたため、終値でピークをつけた2月10日の5万7650円でも日経平均のPER(株価収益率)は20.8倍と21倍を下回っている(いずれも加重平均ベース)。ちょうど1年前の日経平均は3万9149円、一株利益は約2540円、PERは15.4倍だった。1年間で一株利益はざっと200円増え、PERは15倍台から20倍台に水準訂正したことになる。これについては当欄でも日本株はPER革命が進行中だとして、これまで10年近くPERの上限は16倍台だったが、20倍以上にまで買われ...
