2024-10-07

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日本株にかけられた「PBR1倍回復魔法」 PART69

今日の日経平均は一時900円超値上がりしたものの、大引けでは697円高の3万9332円と伸び悩んだ。先週末発表の米雇用統計が市場予想を大幅に上回ったことが原因で、米国の利下げペースがかなり鈍るとの見方が広がったようだ。これで円相場も一時149円台と先週末の東京時間に比べて3円近くも円安が進んだ。夕方6時時点では148円30銭台と1円近く押し戻されたが、円安・日本株高の基調はまだ続いている。石破ショックによる高市トレードの巻き戻しはほぼ終了し、金融所得や法人税の増税を掲げていた石破首相も、3年前の岸田前首相と同様、経済政策を180度転換したようだ。自身の石破派の政治資金の記載漏れが発覚したほか、裏金議員の自民党公認に加え、能登の豪雨災害への補正予算編成を先延ばしにして、十分な国会論戦をせずに過去最短での衆院解散を予告するなど、石破首相の言行不一致が株価にはむしろ強烈な追い風になった。ただ、「円買い・日本株売り」の石破トレードの巻き戻しは今日でほぼ一巡した。週後半にかけては7-9発表決算の業績修正予想が意識され、好業績株を選別する物色傾向が強まると思われる。