ブログ(会員限定) 日本株にかけられた「PBR1倍回復魔法」 PART67
今日の日経平均は一時1000円超下げ、終値でも843円安と昨日の上昇分を全て打ち消す形になった。昨日イランがイスラエルに向けてミサイルを発射したことに加えて、イスラエル側も日本時間今日午後に「数日内にイランへの攻撃を計画している」とのニュースが伝わった。これを受けて原油価格が一時5%急騰した。この中東情勢の緊迫化に加え、今日は米東海岸とメキシコ湾岸の港湾労働者が1日にストに突入したとの悪材料が炸裂した。港湾労働者約4万5000人の労働組合ILAと使用者団体のUSMXの交渉が決裂。全米の海運の約半分を担う36カ所の港湾の機能がほぼストップした。これにより、欧州と米東海岸を結ぶ貨物船運賃が20%上昇したが、ストが長期化すれば米年末商戦が大打撃を受けるだけでなく、自動車生産の停滞や高インフレの再燃を招く恐れがある。中東情勢と米港湾ストの2大悪材料に加えて、日本株には高市トレードの巻き戻し+総選挙、米大統領選という二大イベントも逆風として働いている。これら4つの悪材料は秋に急落しやすい日本株を一段と不安定なものにさせているが、米国におけるインフレ懸念の再来は米利下げペースの減速あるいは利下げ停...
