2024-07-05

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日本株にかけられた「PBR1倍回復魔法」 PART41

日経平均は朝方、ザラ場ベースの史上最高値を3カ月半ぶりに更新したが、大引けは1円安の4万912円と振るわなかった。TOPIX(東証株価指数)は14.3ポイント安の2884ポイントで、こちらもザラ場ベースでは昨日の最高値を更新したものの、反落して引けた。ドル円相場が一時前日比で約1円円高に振れた事から、円キャリートレードで日本株を買っていた海外勢の一部がポジションを大規模に仕舞ったと考えられる(いわゆる巻き戻し)。昨日のNY市場が休みだったので、今日の日本株は朝から方向感のない動きだったが、後場からは明らかに「円買い・日本株売り」の裁定取引が大量に入った感じである。昨日まで勢いよく買われていたメガバンクや海運株などの大型バリュー株が総じて売られ、TOPIXを大きく押し下げた。急な円高で輸出関連株も冴えず、昨日の活況とは打って変わって全般的に売り優勢の展開になった。来週からは決算発表前の業績警告シーズンに入る。Shinwa Wise HoldingsやENECHANGEのように不正会計が表面化するケースもあり得るので、業績が急激に悪化した企業は注意が必要だろう。また、地銀や不動産会社の一部...