2024-06-14

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日本株にかけられた「PBR1倍回復魔法」 PART34

今朝のメジャーSQ、そして昼過ぎの日銀会合結果発表を受けて日経平均は小反発、ドル円相場はほぼ1か月半ぶりに1ドル=158円台に入った。今週は米CPI(消費者物価指数)、FOMC(米連邦公開市場委員会)、メジャーSQ、日銀会合と大イベントが目白押しだったが、その割に日経平均は3万9000円を挟んだ比較的狭いレンジ相場で推移したから、思いのほか堅調だったと言える。これは上場企業の経営者にとって1年で最大のイベントである株主総会を控えていたからだと思われる。上場企業の7割が3月決算であり、その株主総会の大半が来週から月末にかけて開催される。今年の集中日は27日で、6月開催企業の3割に当たる668社がこの日に総会を開くという。アクティビストや総会屋など、鋭い質問をしてくる株主を物理的に出席させないために6月最終週に多くの会社が総会を開くのである。東証が昨年3月に「資本コストや株価を意識した経営の実現に向けた対応」策を要請してから今年は2回目の株主総会になるわけだが、昨年は東証の要請後わずか3カ月しか期間がなかったため、株価がPBR1倍を下回っていても、役員再任議案に反対する株主はそれほど多くな...