2024-06

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日本株にかけられた「PBR1倍回復魔法」 PART39

今日の株式市場の1番のニュースは、TOPIX(東証株価指数)が今年3月に付けた年初来高値を更新し、34年ぶりの高値を付けたことだろう。終値は15.9ポイント高の2809.6ポイント。ただ、バブル時代の高値は2884.8ポイントで、まだ最高値までは3%近い開きがある。一方、日経平均は241円高の3万9583円で終わったが、これで4日連続の3万9000円台となり、ほぼ2カ月続いた3万8000円から3万9000円のレンジ相場を離脱したと言えるだろう。TOPIXの34年ぶりの高値に次ぐニュースとしては、円相場も大型連休直前の安値を更新し、今日は161円20銭台と37年半ぶりの安値を付けたことがある。今日は海外勢にとって第2四半期末ということもあり、株式相場も為替相場もドレッシング買いや投資ウエイトの調整・リバランスのための売り買いが活発に行なわれたと考えられる。この点では日経平均やTOPIX、円相場も来週半ば頃までは瞬間風速的な相場になっていることも考えられるから注意が必要だ。ただし、6月半ばにミニ世界同時株安を引き起こしたフランスとイギリスの政局不安は、来週行なわれる両国の総選挙で結果がほぼ...
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日本株にかけられた「PBR1倍回復魔法」 PART38

宝島社から7月1日に「急騰! 日経平均5万円に乗り遅れるな 新NISAで今買うべき株100」が発売される。私のほか、4人の専門家と3人の億り人が合わせて100銘柄を取り上げているので、参考にしていただきたい。以前から当欄や株式新聞の「株式調査ファイル」でも書いているように、「小回り三月」で3カ月間は調整局面が続くだろうと予想してきた。日経平均、TOPIX(東証株価指数)ともに今年3月22日に年初来高値をつけているので、今週月曜日にちょうどそこから3カ月が経過した。日経平均は月曜の始値3万8497円から今日の高値まで実に約1300円も上昇し、4月4日以来の高値を付けた。TOPIXは同2725.5ポイントから2806ポイントまで約80ポイント上げ、終値ベースで3月22日の高値に次ぐ、今年2番目の高値で引けた。ほぼ3カ月にわたる保ち合い相場を上放れる兆候が出たことは注目に値するが、第2四半期末が近いだけに指数の上昇はチャート上の騙しになる可能性もあり、まだ両手を挙げて喜べるタイミングではない。ただ、先週ヒヤッとさせられたフランスとイギリスの政局不安と債務危機については、以前から予想されていた...
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日本株にかけられた「PBR1倍回復魔法」 PART37

日経平均は再び3万9000円のレンジ相場の上限に近づいてきた。今日の日経平均は309円高の38905円まであったが、大引けでは208円高の38804円と伸び悩んだ。一方、TOPIX(東証株価指数)とスタンダード指数は高値圏で引けていて、ともに0.5%台の上昇率となった。スタンダード指数に関しては、3月の最高値まであと2.3%に迫っている。今日は歯医者の予約があるので簡単にしか書けないが、やはり株主総会集中日に向けてPBR(株価純資産倍率)1倍割れ銘柄中心に反発する銘柄が増えている。これは何度も書いているように、取締役再任議案の賛成票を増やすために自社株買いの攻勢をかけたり、株主還元について追加の材料を発表する企業が増えているからだろう。だとすると、そういう銘柄については来週以降の反落をある程度警戒しておく必要があると言えるだろう。
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日本株にかけられた「PBR1倍回復魔法」 PART36

3カ月に1度のNY市場のメジャーSQを今夜に控え、今日の日本株は小動きに終始した上下の値幅は260円ほどあったが、大引けでは36円安とほぼ前日比変わらずのレベルであり、TOPIX(東証株価指数)も0.8ポイント安とこちらも小幅安で終わった。ただ、スタンダート市場指数とグロース市場指数はともにプラスで終わり、スタンダート市場指数にいたってはほぼ2カ月ぶりの高値で引けている。今月末は海外企業にとっては第2四半期末、日本企業にとっては第1四半期末となる。このため、NY市場のメジャーSQが終わると多くの機関投資家が運用資産の大規模な資産配分の変更・ウエイト調整といった見直しを行なうことになる。ドル円相場は昨日159円台に一時入ったが、この2カ月ぶりの円安もこうした期末要因によると見ていいだろう。PBR(株価純資産倍率)1倍割れ銘柄の宝庫であるスタンダート市場や、4年ぶりの安値圏まで売り込まれたグロース市場の新興株は、主力株と比較して一足先に調整が終わっており、小規模ながら見直し買いが活発化していると考えられる。またスタンダート市場のPBR1倍割れ銘柄に関しては、今やプライム市場のPBR1倍割れ...
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日本株にかけられた「PBR1倍回復魔法」 PART35

日経平均は今日一時864円安の3万7950円と3万8000円の大台を瞬間的に割り込んだ。大引けでは712円安の3万8102円と大台は維持したものの、なぜ突然急落したのか、その原因を巡って市場では様々な観測が流れている。最も有力なのはフランスの政局不安が一気に高まったことで、フランス国債やイギリス国債が売り込まれ、ミニ債務危機のような市場心理の悪化が起きていることが日本株売りにつながったというものだ。今年日本株の最大の買い手になっているのは外国人投資家だが、その8割近くは英国勢と見られている(約4兆円)。その大半はオイルマネーと見られるが、ブレグジット(イギリスのEU離脱)が起きた2016年は半年で英国勢は日本株を約3兆5000億円も売り越した。22年にフランス政権が崩壊した時は、ポンドの暴落とともに英国勢は日本株を1ヶ月で2兆円以上投げ売りしている。今回、イギリスではスナク首相が7月4日に総選挙を実施すると発表しているが、与党の保守党は大敗が予想されていて、野党の労働党が圧倒的過半数の議席を獲得する見込みだ。一方、フランスではマクロン大統領が下院議会の解散選挙を発表し、今月末から投票が...
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日本株にかけられた「PBR1倍回復魔法」 PART34

今朝のメジャーSQ、そして昼過ぎの日銀会合結果発表を受けて日経平均は小反発、ドル円相場はほぼ1か月半ぶりに1ドル=158円台に入った。今週は米CPI(消費者物価指数)、FOMC(米連邦公開市場委員会)、メジャーSQ、日銀会合と大イベントが目白押しだったが、その割に日経平均は3万9000円を挟んだ比較的狭いレンジ相場で推移したから、思いのほか堅調だったと言える。これは上場企業の経営者にとって1年で最大のイベントである株主総会を控えていたからだと思われる。上場企業の7割が3月決算であり、その株主総会の大半が来週から月末にかけて開催される。今年の集中日は27日で、6月開催企業の3割に当たる668社がこの日に総会を開くという。アクティビストや総会屋など、鋭い質問をしてくる株主を物理的に出席させないために6月最終週に多くの会社が総会を開くのである。東証が昨年3月に「資本コストや株価を意識した経営の実現に向けた対応」策を要請してから今年は2回目の株主総会になるわけだが、昨年は東証の要請後わずか3カ月しか期間がなかったため、株価がPBR1倍を下回っていても、役員再任議案に反対する株主はそれほど多くな...
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日本株にかけられた「PBR1倍回復魔法」 PART33

日経平均は354円高の3万9038円と大幅高して3万9000円の大台を回復した。ただ、日経平均にとって3万9000円どころは鬼門であり、これを上回ると大量の戻り売りが出てくる警戒ラインでもある。過去1か月半で3万9000円を上回って引けたのは先月20日と同23日、そして今日の3日だけであり、いずれもその日1日しかもたなかった。午後6時現在の夕場では3万8850円と既に大台を割り込んでいる。今週は12日水曜に米CPI(消費者物価指数)の発表とFOMC(米連邦公開市場委員会)の結果発表が重なるが、この日は週末のメジャーSQ2日前の「急落の急所」だから、株だけでなく、ドル円など為替相場も大荒れになる可能性が高い。さらに。週末14日には日銀会合の結果発表もある。FOMCも日銀会合も金融政策は現状維持が予想されているが、パウエルFRB議長と植田日銀総裁がどんな発言をするか、市場は神経質になっている。株式市場では今月下旬の株主総会シーズンを前に、PBR1倍割れ銘柄の物色人気が再燃している。今日のプライム市場の値上がり率ランキングではトップのカナモト以下ベストテンにPBR1倍割れ銘柄が4銘柄入った。...