2024-05-31

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日本株にかけられた「PBR1倍回復魔法」 PART30

日経平均は433円高の3万8487円と急反発したが、昨日までの2日間の下げ幅約800円の半値戻しを達成したに過ぎない。一方で、TOPIX(東証株価指数)は昨日までの2日間の下げを今日の1.7%高で全て取り戻して、終値ベースでは3月27日以来2カ月ぶりの高値で引けている。TOPIXの今日の終値2772ポイントは今年6番目の高値である(最高値は3月22日の2813ポイント)。つまりTOPIXはあと1.5%ほど上昇すれば34年ぶりの高値になるのだ。一方で、日経平均は高値更新まであと6.2%値上がりしなければならない。しかも、テクニカル面では4月16日から既に1か月半ほど13週移動平均線が強力な上値抵抗線になっていて(3万8889円)、これを終値ベースで上抜けないと調整一巡感が全く出ない。逆にTOPIXは13週移動平均線を昨年1月下旬から13週移動平均線が強力な下値支持線となっていて、今回の調整局面では4月第3週に終値ベースで一度だけこのサポートラインを下回っただけである。この観点からも今の相場がTOPIXのウエイトが高い大型バリュー株優位の展開になっていることわかる。中小型のバリュー株指数と...