ブログ(会員限定) 日本株にかけられた「PBR1倍回復魔法」 PART25
日経平均は132円安の3万8787円と反落したが、今日の安値からは250円ほど戻して引けており、相場の地合いは決して悪くなかった。実際、TOPIX(東証株価指数)は0.3%上昇してほぼ1か月ぶりの高値圏で引けたし、スタンダート指数も0.55%上げて終えている。東証グロース指数や旧マザーズ指数(東証グロース250)はともに昨年10月の安値圏まで売られていて、一向に下げ止まる気配がない。これらの指数の動きはグロース株からPBR1倍割れ銘柄などバリュー株への資金シフトが引き続き進んでいることを物語っている。あまり知られていないが、グロース株にとって本決算発表シーズンの5月は1年のうちで一番急落しやすいというアノマリー(理論では説明できない規則性)がある。株高を狙った大風呂敷の業績予想が大外れとなり、投げ売りされる銘柄が急増するからである。プライムやスタンダード上場のオールドエコノミー株でも、業績予想が大きく外れて決算発表後に失望売りを浴びるということはたまにあるが、グロース市場ではそれが頻繁に起こる。歴史が浅いベンチャー企業が多いからだと言ってしまえばそれまでだが、グロース市場では概ね新規上...
