2024-05

ブログ(会員限定)

日本株にかけられた「PBR1倍回復魔法」 PART30

日経平均は433円高の3万8487円と急反発したが、昨日までの2日間の下げ幅約800円の半値戻しを達成したに過ぎない。一方で、TOPIX(東証株価指数)は昨日までの2日間の下げを今日の1.7%高で全て取り戻して、終値ベースでは3月27日以来2カ月ぶりの高値で引けている。TOPIXの今日の終値2772ポイントは今年6番目の高値である(最高値は3月22日の2813ポイント)。つまりTOPIXはあと1.5%ほど上昇すれば34年ぶりの高値になるのだ。一方で、日経平均は高値更新まであと6.2%値上がりしなければならない。しかも、テクニカル面では4月16日から既に1か月半ほど13週移動平均線が強力な上値抵抗線になっていて(3万8889円)、これを終値ベースで上抜けないと調整一巡感が全く出ない。逆にTOPIXは13週移動平均線を昨年1月下旬から13週移動平均線が強力な下値支持線となっていて、今回の調整局面では4月第3週に終値ベースで一度だけこのサポートラインを下回っただけである。この観点からも今の相場がTOPIXのウエイトが高い大型バリュー株優位の展開になっていることわかる。中小型のバリュー株指数と...
ブログ(会員限定)

日本株にかけられた「PBR1倍回復魔法」 PART29

日経平均は9時半頃に280円ほど上げる場面があったが、その後この高値から600円以上も急落して、結局298円安の3万8556円で終わった。やはり、3万9000円を超えると、すかさず大量の売り物が出てきて上値の重さを思い知らされてしまう。今日の急落は長期金利の急上昇も大きな要因で、10年物国債の利回りは、朝方の1.03%台から1.08%台まで急上昇した。10年物国債も前日比で0.43%下がって97円48銭で終わったが、これは「ドル買い(円売り)・債券先物売り」の裁定取引に主導された感じである。いわば、ヘッジファンドなど投機筋の日本国債売り崩しが再び本格化しているのである。しかも、悪いことに日本の長期金利は年初の0.5%台からほぼ2倍の1.1%弱まで急上昇しており、国際投機筋は日本国債へのアタックを強めている。彼らは「円売り(ドル買い)と債券先物売り」を同時並行で行なっている向きが多いこともあり、今日はその影響で株価が乱高下したとも言える。債券先物を売っている投機筋は連勝続きで回転が効いているから、日銀が何らかのアクションを起こして利回り上昇をけん制しない限り、目先的には歯止めがきかなくな...
ブログ(会員限定)

日本株にかけられた「PBR1倍回復魔法」 PART28

今日の日経平均は253円高の3万8900円と高値引けしたものの、東証プライム市場の売買代金は3.3兆円と今年最低に沈んだ。今日は米国がメモリアルデーの祝日で休場になるため、売買代金の5割以上を占める外国人投資家が売買を手控えたようだ。また日経平均が3万9000円に近づくと、戻り売りが急増する傾向があり、その直前の3万8900円まで上昇した今日は、売りも買いも手控えられた格好だ。株式市場に関する今日のニュースで大きかったのは、アイシン(7259)が持ち分法適用会社のエクセディ(7278)の株式1623万株(発行済みの約33%)を全株売却し、資本関係を解消すると発表したことだ。エクセディの旧社名は大金製作所で、90年代前半まで日産自動車が33.5%、いすゞが20%、三菱自動車が9%の株式を保有していた。その後のゴーン・ショックで日産の持ち株はアイシンに移り、メインの取引先も日産からトヨタグループに移行した。ちなみに、大株主だったいすゞも三菱自動車も同社株は売却している。ただ、今回アイシンの株売却後も業務提携関係に変わりはなく、従来通りの取引が続くという。エクセディはアイシンの持ち株の約半分...
ブログ(会員限定)

日本株にかけられた「PBR1倍回復魔法」 PART27

米半導体大手エヌビディアの2-4月期決算が波紋を呼んでいる。半導体関連株の「負け組」と「勝ち組」の格差が鮮明になりつつあるからだ。実際、エヌビディアの株価は昨日の通常取引で一時12%高と急騰し、終値でも9.3%高で終わった。これにより、時価総額は約2兆5950億ドル(約407兆円)とマイクロソフト、アップルに次いで全米第3位となった。エヌビディア1社で東証時価総額の42%を占めるに至っている。エヌビディアの2-4月期決算は売上高が前年同期比3.6倍、純利益は7.3倍と市場予想を大幅に上回った。これを受けて昨日の東京市場では半導体関連株にも再度見直し買いが入る形になった。ただ、上値でのシコリが多いせいか、一部の銘柄を除くと株価の反発力は極めて弱かった。昨日、高値を更新したのはディスコ(6146)やレーザーテック(6920)、TOWA(6315)くらいである。半導体関連株は3月までの上昇率が凄まじかったこともあり、未だ調整が不十分なように思える。何度も言うようだが、昨年からの日本株の歴史的大相場の主因は、あくまでも東証が仕掛けた企業統治改革である。一般的には「PBR(株価純資産倍率)1倍回...
ブログ(会員限定)

日本株にかけられた「PBR1倍回復魔法」 PART26

日本時間明日23日早朝に発表される米半導体大手エヌビディアの決算を控えて、今日の株式市場は様子見姿勢が一段と強まった。株式市場の最大のテーマであるAI革命の絶対的な中心銘柄だけに、エヌビディアの決算と業績見通しは世界の株価動向を大きく左右する。とりわけ、半導体関連株のウエイトが高い日経平均やナスダック指数は甚大な影響を受ける。市場予想では今年5―7月期の業績は売上高が前年同期比の3倍以上になる見通し。過去2回の四半期決算発表では市場予想を大きく上回っただけに、今年2―4月期も市場予想を上回ることを多くの投資家が期待している。ただ、需要の激増で生産が追い付かない状況が続いていることや、年内には演算性能や省エネ性能が大きく向上する次世代品の出荷開始が見込まれ、一時的に業績の拡大が減速するとの見方もある。エヌビディアの決算がどちらに振れるとしても、明日以降は大イベント通過で投資家が動きやすくなるため、ここ1カ月ほど続いた日本株の持ち合いは上下どちらかに放れる可能性が高い。もちろん、エヌビディアの決算が良ければ半導体関連株が買われ、日経平均上振れする可能性があるが、その一方で日本の長期金利が1...
ブログ(会員限定)

本日はブログの更新をお休みさせていただきます

本日は都合によりブログの更新をお休みさせていただきますよろしくお願いします
ブログ(会員限定)

日本株にかけられた「PBR1倍回復魔法」 PART25

日経平均は132円安の3万8787円と反落したが、今日の安値からは250円ほど戻して引けており、相場の地合いは決して悪くなかった。実際、TOPIX(東証株価指数)は0.3%上昇してほぼ1か月ぶりの高値圏で引けたし、スタンダート指数も0.55%上げて終えている。東証グロース指数や旧マザーズ指数(東証グロース250)はともに昨年10月の安値圏まで売られていて、一向に下げ止まる気配がない。これらの指数の動きはグロース株からPBR1倍割れ銘柄などバリュー株への資金シフトが引き続き進んでいることを物語っている。あまり知られていないが、グロース株にとって本決算発表シーズンの5月は1年のうちで一番急落しやすいというアノマリー(理論では説明できない規則性)がある。株高を狙った大風呂敷の業績予想が大外れとなり、投げ売りされる銘柄が急増するからである。プライムやスタンダード上場のオールドエコノミー株でも、業績予想が大きく外れて決算発表後に失望売りを浴びるということはたまにあるが、グロース市場ではそれが頻繁に起こる。歴史が浅いベンチャー企業が多いからだと言ってしまえばそれまでだが、グロース市場では概ね新規上...
ブログ(会員限定)

本日はブログの更新をお休みさせていただきます

本日は都合によりブログの更新をお休みさせていただきますよろしくお願いいたします
ブログ(会員限定)

日本株にかけられた「PBR1倍回復魔法」 PART24

今日の株式市場は日経平均、TOPIX(東証株価指数)ともに0.1%安と反落したが、東証スタンダード指数は0.5%高の1256ポイントと4営業日ぶりに25日移動平均を上回り、ほぼ同水準にある75日移動平均も上回って引けた。連休前からPBR(株価純資産倍率)1倍割れ銘柄を買い直す動きになっているが、半導体関連株などを中心に3月まで大活躍してきた主力株が軒並み調整が深まる中で、PBR1倍割れ銘柄が再度相場の主役に躍り出ている感じだ。スタンダード市場は未だPBR1倍割れ銘柄が半分前後を占めるため、PBR1倍割れ銘柄が人気化すれば当然指数も上昇する。決算発表を機に、好実態が確認されたPBR1倍割れ銘柄を再評価する流れになってきた証拠でもある。多くの企業が6月に株主総会を控えているため、PBR1倍を依然として割り込んだままの上場企業には、中長期的な株主還元の大幅拡大など変身期待も根強くある。今年3月までの1年間は、政策の失敗で景気が底割れした中国株を売り、日本株を買う裁定取引が盛んに行なわれてきた。しかし、4月から中国政府の積極的な景気テコ入れ策がようやく効果を表し、「中国株売り・日本株買い」の裁...
ブログ(会員限定)

5月の絆の会は15日録音です

5月の絆の会の録音情報は、5月15日(水)に収録します。音声ファイル送信は、当日夜にお送りします。CDは翌日、レターパックライトで発送します。☆ お申込みはこちら   ↓ ↓ ↓