2024-04-10

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日本株にかけられた「PBR1倍回復魔法」 PART13

今夜の米CPI(消費者物価指数)発表を控えて、株も為替相場も売買が手控えられて小動きに終始した。日経平均は191円安と反落したが、取引時間中の値幅は上下200円に届かなかった。ドル円相場も151円50銭台から90銭台までのレンジで推移。日本時間で今夜9時半に発表されるCPIがどうなるかで、株も為替も急変動が予想される。3月の米CPIは市場予想で3.4%上昇だが、これを大きく上回ると米利下げ期待が一段と後退する。現時点で年内の利下げ回数は3回がコンセンサスだが、それが2回ないしは1回に修正を迫られるかもしれない。すでに年内利下げなし予想も少数派だが、あり得るシナリオとして認知されている。私は以前から米国の政策金利の巡航速度は5%程度と現行水準(5.25から5.5%)が妥当と見ているので、予想としては「年内利下げなし派」である。前回22年9月の円買い介入は岸田首相の訪米時に行なわれた。その連想もあり、現在岸田首相が訪米中のタイミングで米CPIの発表を控えているため、今回も円買い・ドル売り介入があると見る市場関係者もそこそこいるようである。強いドルを標榜するバイデン大統領にとって、大統領選挙...