ブログ(会員限定) 日本株にかけられた「PBR1倍回復魔法」 PART11
インフレ懸念の再来で米国の利下げは一気に遠のきつつある。1日にイスラエルがシリア国内のイラン大使館周辺を空爆したことを引き金に原油価格が急騰したことで、利下げシナリオが突然狂い始めた感じである。NYダウは昨日までに4日続落し、下げ幅は1200ドルを越えた。また、昨日はNYダウ、ナスダック指数、S&P500指数がそれぞれ今年最大の下げ幅を記録した。これに連れ安する形で、昨日急反発して一時4万243円まで上げた日経平均は、そこから今日のザラ場安値まで約1500円も下げた。今夜は相場の波乱要因となる米雇用統計の発表がある。これで市場予想を上回る数値が出ると、米国の利下げ期待は一段と萎み、年内利下げなしとの見方も増えるかもしれない。私は元々、講演会などで米国の金利水準は現在の5%前後が巡航速度になると予想してきたので、年内利下げなしは当然と受け止めている。ドル円相場についても、2年前に「3年以内に1ドル=160円、長期的には240円」と予想して、その後も全くこの予想は変えていない。私の講演会での質問でも、受講者の方が日経や米メディアなどの円高転換予想や年内3回以上の利下げ予想に毒されている人が...
