2024-03

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日本株にかけられた「PBR1倍回復魔法」 PART2

先週木曜日のメジャーSQ前日と同様、今日も東京株式市場は「円買い・日本株売り」の裁定取引に打ちのめされることになった。先週末のNY市場で、これまで元凶だったエヌビディア(NVDA)が5.5%安と大崩れし、半導体関連株の指標となるSOX指数(フィラデルフィア半導体指数)も4.0%安と急落したことが最も響いた。さらに、先週末発表の2月の米雇用統計が市場予想(非農業部門の雇用者数20万人増)を大幅に上回る29万人増となったものの、1月と12月の数値を驚くほど大幅に下方修正したため、FRBの利下げ期待が一気に高まった。その後、バイデン大統領が演説で「FRBは今年中に利下げする可能性が高い」と管轄外の発言をしたこともあり、円高ドル安が一段と進むことになった。エヌビディアを中心とする半導体関連株の相場はあまりにも過熱していたため、いつ急落してもおかしくないタイミングだった。米国株以上に過熱していた東京エレクトロンやアドバンテストなどの日本の半導体関連株は日経平均への寄与度が非常に高いこともあり、週末の3カ月に1度のメジャーSQを目標に売り崩されたのだろう。今日もロンドン時間に入った途端に日経平均は...
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日本株にかけられた「PBR1倍回復魔法」

日経平均はメジャーSQ前後に大規模な売り仕掛けにあって高値から1000円超の急落となったが、今日は小幅に切り返して終わった。今夜の米雇用統計の発表を控えて、押し目買いを入れようと待ち構えていた出遅れ組も、さすがに慎重にならざるを得なかったようだ。パウエルFRB議長が議会証言で今年中の利下げを匂わせたこともあり、「円買い・日本株売り」の裁定取引も活発化した。ただ、こんな状況でも銀行株を中心にPBR1倍割れ銘柄の新高値更新は続出した。私が講演会で取り上げてきた銘柄の中では、栃木銀行(8550)や大分銀行(8392)、京都FG(5844)、高田工業所(1966)、ダイハツディーゼル(6023)、カメイ(8037)、ニレコ(6863)九州リースサービス(8596)などがそうだ。すでにPBR1倍を回復した元PBR1倍割れ銘柄ではテラプローブ(6627)、東テク(9960)、ソフトバンクグループ(9984)などがある。日経平均が一時4万円の大台に乗せたとはいえ、直近まで十分な休養をしてきた銀行株など出遅れのPBR(株価純資産倍率)1倍割れ銘柄はまだまだ買い安心感がある。7日には三菱UFJアセットマ...
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3月の絆の会は3月6日(水)録音です

3月の絆の会の録音情報は、6日(水)に収録します。音声ファイル送信なら当日の夜に送信、録音CDは翌日、レターパックライトで発送する予定です。☆お申込みはこちら ↓h
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東証の新たな開示要請で親子上場解消やMBOが続出する? PART30

日経平均は初めて4万円の大台乗せを達成した。終値は198円高の4万109円だが、東証プライム市場の72%の銘柄が値下がりしたほか、TOPIX(東証株価指数)が0.1%安とマイナスで引けるなど、相場全体は必ずしも強い地合いとは言えない展開だった。やはり東京エレクトロンやアドバンテスト、レーザーテックなど半導体関連株など日経平均採用の値がさ半導体関連株に物色人気が集中した格好だ。一方で、今日はスタンダード指数がほぼ変わらずだがわずかにプラスとなったほか、グロース指数も0.4%高とプラスになるなど。出遅れの中小型成長株を物色する動きも目立った。ただ、スタンダード指数は最高値圏にあるものの、グロース指数は昨年6月高値1100ポイントから13%ほど下げた水準にとどまっていて、まだ上値が重い状況であることに変わりはない。今日の注目すべきニュースは大林組が配当方針を変更して、従来公約していたDOE(株主資本配当率)を3%程度から5%程度に引き上げると発表したことだ。これにより、年間配当は従来予想の42円から72円に、配当性向は実に87.5%に達する。大林組の今日の終値は1457円で、PBRは0.97...
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東証の新たな開示要請で親子上場解消やMBOが続出する? PART29

3月相場入りとともに日経平均は急伸し、一時4万円大台まであと10円に迫った。終値は744円高の3万9910円だが、日経平均先物は午後5時過ぎに4万160円まで買われた。今日は半導体関連株が勢いを取り戻し、リード役の東京エレクトロンが4.1%上昇して2週間ぶりに上場来高値を更新した。東証プライム市場の値上がり率ランキング上位30社には半導体関連株が9社も名を連ねた。ただ、米国では大本命のエヌビディアが先月23日につけた最高値823ドルを下回る株価推移が続いていて、半導体関連株は総じて調整局面にある。ただ、AI半導体で二番手銘柄のAMDが昨日、ほぼ1か月ぶりに上場来高値を更新するなど、半導体関連の循環物色は続いている。一方、今日の東京市場ではトヨタ自動車や三菱UFJFG、三菱商事など半導体関連以外の主力株にも幅広く買いが入っていた。三菱UFJは今日初めてPBR(株価純資産倍率)1倍を突破したほか、トヨタ自動車が日本企業ではこれも初めて時価総額が60兆円の大台に達した。昨日は2月末ということもあり、年金基金や海外勢のリバランスの売りで超がつくほどの大商いの中、日経平均は小幅安で終わったが、今...