2024-03-27

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日本株にかけられた「PBR1倍回復魔法」 PART8

今日は配当権利付き最終売買日で、配当狙いの買いや約1兆2000億円といわれる配当再投資の思惑で、日経平均は一時600円近い上昇となった。大引けは364円高の4万762円と伸び悩んだが、ほぼ最高値圏で期末を迎えつつあることは相場の異様なほどの強さを物語っていると言えるだろう。配当再投資に関しては、今日の大引け後から明日の午前中にかけて、概ね1兆2000億円分の先物買いが予想されている。今回の配当再投資は過去最大規模になると見られていて、配当落ち日に即日、配当分の完全な穴埋めを予想する声も少なくない。日経平均が再び最高値に肉薄する中で、ドル円相場は一昨年に付けた円の安値151円94銭を更新し、一時1ドル=151円97銭と34年ぶりの安値をつけた。植田日銀総裁が「当面、緩和的な金融環境が継続する」と今日の国会で答弁したことや、金融引き締めに積極的な「タカ派」と見られていた日銀の田村審議委員も植田総裁と同様の発言をしたのが、円の安値更新の引き金になったようだ。円の安値更新に対して、鈴木財務相は「断固たる措置をとっていきたい」と市場介入が近いことを予感させる発言を行ない、円安をけん制した。ただ、...