2023-12

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東証の新たな開示要請で親子上場解消やMBOが続出する? PART8

東証は昨日、親子上場など支配的株主を持つ上場会社に対して、情報開示の充実を求める文書を出した。3月の「資本効率改善・PBR1倍回復要請」に次ぐ企業統治(ガバナンス)改革要請だ。これを受けて、今日も親子上場関連やMBO(経営陣が参加する買収)関連株が賑わった。プライム市場では信越化学系の三益半導体(8155)や、住友化学の医薬品子会社 住友ファーマ(4506)、GMO子会社のGMOグローバルサイン(3788)などが値上がり上位に入った。スタンダード市場では旧村上ファンド系のストラテジックキャピタルの大量保有が明らかになった日本製鉄子会社の大阪製鉄(5449)が13.5%上昇している。正月休みを控えて、上場企業側もすぐに東証の要請に対応するわけではないだろうが、今週で第3四半期も終わることから、来年1月下旬から2月14日までの決算発表シーズンにはかなりの数の親子上場解消やMBOの発表がありそうだ。東証の2つの要請に基づくPBR1倍割れ銘柄や親子上場関連株の急騰は「ガバナンス改革相場」とか単に「ガバナンス相場」とも言われるが、市場関係者はあまりこの言葉を使いたがらないのが実情である。そもそも...
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東証の新たな開示要請で親子上場解消やMBOが続出する? PART7

今年も立会日は残すところあと4日となった。節税対策売りも峠を越えたようで、それが多いと推測される新興市場株や銀行株の多くが、下げ止まって反発に向かう銘柄が増えている。その一方で、親子上場やMBO(経営陣が参加する買収)関連株への物色意欲は引き続き旺盛だ。今日の東証プライム市場の値上がり率トップは三井E&S(7003、旧三井造船)の実質子会社である三井海洋開発(6269)で、親子上場を解消したわけでもないのに21%高と、ランキング2位の三井E&Sの2倍超の急騰となった。業績の大幅上方修正が材料で、今期の純利益は従来予想の67億円から129億円と大幅な上振れとなる見通しだ。ほかに、これも親子上場解消の話が出たわけでもないのだが、セコムの子会社の能美防災(6744)が値上がり10位、NTT子会社のNTTデータ(9613)が15位などとなった。また、スタンダード市場でもダイハツディーゼル(6023)が1.5%上昇して値上がりランキング7位、AGC(旭硝子)子会社の伊勢化学(4107)が8.6%上昇の8位などとなっている。今日は親子上場解消やMBO(経営陣が参加する買収)関連のニュースがなかった...
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1月のセミナーは第3水曜日です。録音のみで会場受講はありません。CDまたは音声ファイルをお届けします。※CDの標準仕様はパソコン用のものです。 CDラジカセなどオーディオ機器では再生できません。 オーディオ用フォーマットをご希望の場合は、連絡事項の欄にその旨をご記入ください。〇収録日:2024年1月17日(水)〇発送開始日:1月18日(木)  ※CDの郵送または音声ファイルの送信のいずれかをお選びください。  ※音声ファイル送信の場合は、「データ便」のサービスを利用して、録音当日の夜にお送りします。〇料金: 会員 4,000円(税込み)     一般 5,000円(税込み) 〇お申込みはこちらからお願いします。   ↓ ↓ ↓
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1月の開催日は1月26日(金)です。会場受講再開!日時:2024年1月26日(金)18:20~20:00会場:東京証券会館 9階会議室定員:30名申し込みは、ウエルスアドバイザー株式会社へ        TEL 03-6229-0810 (受付時間 平日9:00~17:00)         FAX 03-3589-7963 (24時間対応)
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東証の新たな開示要請で親子上場解消やMBOが続出する? PART6

今日の日経平均は28円高と小反発して終わったが(0.09%高)、TOPIX(東証株価指数)は0.45%高、スタンダード指数は0.22%高と日経平均よりも大きな上げになった。ドル円相場が一時141円80銭台まで円高に振れたことで、輸出関連株全般に取引が手控えられたが、親子上場関連や海運株などバリュー株の一角が人気化して堅調な地合いとなった。いつも書いていることだが、東証の「資本効率改善・PBR1倍回復要請」の第1回目の開示締め切りが来週29日に迫り、またそれとほぼ同時に東証が親子上場や持ち分法適用関係にある上場子会社に対して、情報開示を強化するよう要請する手はずになっている。当然、親子上場関連でPBR1倍割れ銘柄が人気化するのは当然だろう。今日は東宝の子会社のスバル興業(9632)が1:5の株式分割を材料に13%高したほか、大和ハウスの子会社で私が講演会などで度々取り上げているコスモスイニシアが6.6%高、豊田自動織機の子会社のアイチコーポレーションが4.3%高している。また、大引け後にこれも私が講演会などでしばしば取り上げているメルディアDC(1739)がオープンハウスの子会社のプレサ...
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東証の新たな開示要請で親子上場解消やMBOが続出する? PART5

一昨日の日銀金融政策決定会合で大規模緩和の継続を決めたことにより、日経平均は一気に上放れた。今日の日経平均は終値ベースで456円高の3万3675円と今年3番目に高い水準で引けた。ザラ場ベースでも一時3万3824円と今年2番目の高値を付けている。昨日の大引け後の時間外取引でドル円相場が一時144円95銭と大きく円安・ドル高に振れたことで、ヘッジファンドなどによる「円買い・日本株売り」のポジションが急激に巻き戻されたのが大きい。一方で銀行株の比率が高いTOPIX(東証株価指数)は伸び悩んでいる。上昇率も今日は0.67%と日経平均の1.37%の約半分で、9月の年初来高値2438ポイントまであと約4%もある。しかし、PBR1倍割れ銘柄の比率が過半数と非常高いうえに、銀行株比率が低いスタンダード指数は史上最高値まであと0.6%にまで迫っていて、高値更新は時間の問題だろう。今日はダイハツの検査不正が全車種に及んでいたことが判明し、販売・出荷を一時全面停止すると報じられた。ダイハツの売上高は前期で1兆4930億円、税引き利益が770億円と売上高では似たような不祥事を起こした日野自動車よりも2割ほど少...
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東証の新たな開示要請で親子上場解消やMBOが続出する? PART4

明日に日銀会合結果発表を控えて、株式市場は急反落した。日経平均は一時、前週末比で430円ほど下げる場面があったが、大引けにかけては下げ幅を縮小して211円安(0.6%安)の3万2758円で終わった。TOPIX(東証株価指数)や東証グロース指数も0.6%台の値下がりとなったが、PBR1倍割れ銘柄が過半数を占めるスタンダード指数は0.09%安とほぼ前日比変わらずだった。PBR1倍割れ銘柄の押し目買いや空売りの買い戻しが活発化したようだ。日経電子版の報道が確かならば、親子上場や持ち分法適用関係にある企業の開示強化要請は、あと12日以内に公表されることになる。先週末15日には東証の親会社である日本取引所グループの山道CEOが「少数株主保護の観点から議論を進めていく必要がある」と記者会見で述べている。また、情報開示の強化は「義務ではなく、自発的な開示が望ましい」とも語っている。3月の「資本効率改善・PBR1倍回復要請」と同様の罰則なしの緩いルールではあるが、東証から正式な要請が通知されれば、親子上場関連株への注目が高まるのは必至だろう。東証は上場子会社に対して独立社外取締役を3分の1から過半数選...
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東証の新たな開示要請で親子上場解消やMBOが続出する? PART3

今日の日経平均は大幅反発となったが、引き続き3万3000円の壁を越えて終わることができなかった。3万3000円出没の状態は9営業日も続いており、このうち終値で3万3000円を越えたのは12月6日だけである(終値3万3445円)。一方、TOPIX(東証株価指数)は2350ポイントが壁になっているが、急激な円高で自動車やエレクトロニクス、機械など輸出関連の株価が軒並み下落基調になった影響で、日経平均よりもかなり上値が重くなっている。ついでに整理しておくと、東証スタンダード指数も1150ポイントが大節になっていて、これに接近するとかなり売りが出てくるようだ。ただ、12月6日に付けた年初来高値1167ポイントまではあと2%ほどなので、TOPIXの4%強よりは高値更新のハードルが低い。また、スタンダード市場は未だに上場銘柄の半分近くがPBR1倍を割っているため、税金対策売りによる調整期間があと2週間以内に終わりそうだから、年内には高値更新が期待できそうだ。今日は親子上場関連株の急騰が目立った。私が講演会や株式新聞などで取り上げている銘柄では、コスモスイニシア(8844)が7.7%高、テラプローブ...
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東証の新たな開示要請で親子上場解消やMBOが続出する? PART2

今日の日経平均は3万3000円大台の壁に阻まれて、82円高の3万2926円と小幅高で終わった。高値は3万3104円まであったが、こちらは25日移動平均の3万3091円が上値抵抗線となっている。昨日も日経平均は33172円まであったが、引けは32843円で今日と似たような値動きだった。個別銘柄ではフジ・メディア・HD(4676)がイギリスのアクティビストファンドが5%超保有していることが明らかになって急騰し、テレビ局株が軒並み高となった。テレビ局株はフジ・メディアとTBS(9401)を除くとすべてがグループ経営で、東証が問題視している従属会社に相当する。しかも、一番PBR(株価純資産倍率)が高いテレビ東京HD(9413)でも0.88倍にとどまっていて、その次がTBSの0.60倍、日テレHD(9404)が0.45倍、テレビ朝日(9409)が0.43倍となっていて、東証の2つの要請によって水準訂正余地が極めて大きい銘柄群と言える。今日はプライム市場もスタンダード市場も親子上場や従属会社関連株が値上がり上位にかなり食い込んでいて、年末年始に向けてこのセクターの人気が一段と高まると予想される。親...