2023-08-02

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PBR1倍割れ銘柄撲滅キャンペーン PART 56

今朝、格付け会社のフィッチが米国の外貨建て長期国債の格付けを「AAA」から一段階引き下げたことがサプライズになり、日経平均は一時800円超の急落となった。昨日、為替市場で1ドル=143円台半ばまで進んだ円安・ドル高も、142円台半ばへと1円近く押し戻されている。時間外取引でNYダウは130ドルほどしか下げていないのに日本株がここまで下がるのは理解できない面もあるが、売り方がここぞとばかりに一斉に売り仕掛けを行ない、買い手不在の状態の中で一気に急落したのが実情である。売り方の狙いは円キャリートレードを応用した「「円売り・日本株買い」のポジションを巻き戻させることだったと思われる。実際、この取引のポジションの巻き戻しが急激に進んだのは間違いない。日本市場が夏休み前で買い手が極めて薄い中でのフィッチの米国債格下げは、売り方にとって絶好のチャンスに映ったようである。12年前にスタンダード&プアーズがやはり米国債の格付けを最上位から一段階下げた時は日経平均が1ヶ月あまりで17%ほど下げたが、この年は東日本大震災があった年で、日本市場が混乱していたことも日本株急落につながったと言える。もっとも、今...