ブログ(会員限定) PBR1倍割れ銘柄撲滅キャンペーン PART 23
前回の当欄で、大型連休を目前に控えて起こる株価下振れリスクは米国の金融システム不安と企業業績の悪化にほぼ限定されると書いた。昨日の米国市場ではそれが現実化してしまった。3月下旬から沈静化していた米国の銀行危機が決算発表シーズン入りとともに再燃したのである。昨日は経営危機が最も深刻と見られているファーストリパブリック銀行が決算を発表した際、昨年末から預金残高が4割減少したことを明らかにしたため、株価が一時51%安の7.92ドルまで下げた。同社の株価は昨年末比で93%も下げていて、前回3月の株価急落時の安値(11.52ドル)を大幅に下回った。日経平均は年初来高値を更新したばかりだったし、TOPIX(東証株価指数)も年初来高値圏にあるなど日本株の相場はかなり過熱していたから、当然の反落とも言える状況である。ただ、今回のような金融システム不安は、押し目買い意欲をそいでしまうため、買いはどうしても空売りの買い戻しが中心になる。空売りがあまり入っていなかった銘柄は、買い戻しだけでなく押し目買いもほとんど入らないから、かなりの下落率になった銘柄も少なくないようだ。当面の問題は米国の銀行危機がいつ沈静...
