2023-02

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2月の絆の会は15日(水)録音です

絆の会のセミナー録音情報は、2月15日(水)に収録します。CDは翌日発送、音声ファイルは当日の夜に送信予定です。お申込みはこちら ↓
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PBR1倍割れ銘柄が大相場に PART8

今日の4時過ぎ、日経新聞電子版は「政府が日銀新総裁に植田和男・元日銀審議委員を起用する」と報じた。まさしく寝耳に水の大材料が突然飛び出し、為替市場は一気に2円近く円高・ドル安が進んだ。既に政府は雨宮副総裁に新総裁を打診したと伝えられていたから、まさかのサプライズ人事で為替市場も株式市場も目先は先物で荒れた展開になりそうだ。本命と見られていた雨宮副総裁は総裁就任を辞退した模様で、黒田総裁の超緩和路線を引き継いでくれそうな有力候補を探してたどりついたのが植田氏という感じなのだろう。副総裁候補に挙げられた氷見野良三・前金融庁長官や内田眞一・日銀理事も黒田路線から外れていないハト派である。17年も日銀から離れていた元審議委員に日銀総裁を打診すること自体、まさしく異常事態である。植田氏の起用は日銀が黒田路線から決別して金融引き締めに舵を切るためと解説する向きもあるが、それなら候補はいくらでもいたはずである。日銀総裁人事は国会承認人事の為、植田氏のスタンスがどのようなものなのかはいずれ国会での質疑で明らかになるだろう。
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PBR1倍割れ銘柄が大相場に PART7

今日はSQ2日前の急落の特異日だったが、日経平均は朝方230円ほど下げた後、下げ幅を縮めて79円安の2万7606円で終わった。やはり、市場参加者の多くが重要な節目である2万7500円を強く意識しているようで、それを割り込んだ午前中の局面ではすかさず先物に大量の買いが入っていた。来週14日発表の米CPI(消費者物価指数)次第では、再びヘッジファンドなどの投機筋が「円買い・日本株売り」を仕掛けてきそうだが、目先は2万7500円が下支えラインとして機能しそうである。昨日はなかったものの、今日は産業用継ぎ手トップのイハラサイエンスがMBO(経営陣が参加する買収)を発表した。一昨日の6日には照明機器大手の岩崎電気がMBOを発表している。イハラサイエンスのMBO価格は直前株価2304円に対して2980円、29.3%のプレミアムとかなり渋いレベルだった。これは直前株価の段階でPBRが1.05倍とほぼ一株純資産のレベルに達していたからだろう。それに対して岩崎電気のMBO価格は直前株価2396円に対して4460円と86%もプレミアムがついた。このMBO価格も同社の一株純資産4281円をわずかに上回る水準...
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PBR1倍割れ銘柄が大相場に PART6

前回、日経平均が1か月半ぶりに2万7500円の節目を上回ったため、「相場が変調するサインと捉えていいかもしれない」と書いたが、どうもその通りになったようだ。今日の日経平均は一時311円高まで買われたが、終値は伸び悩んで184円高の2万7693円で引けた。「政府が次期日銀総裁を雨宮副総裁に打診した」とのニュースが材料視されたようだが、すでに先週の早い段階で有力候補だった中曾元副総裁がAPEC(アジア太平洋経済協力会議)関連の議長に就任すると自ら発言したため、黒田総裁の後任はすでに雨宮副総裁が当選確実だった。ただ、新総裁が当確となるまで、外国人投資家も日本の機関投資家も本腰を入れて日本株を買える状況ではなかったようで、結果として年明け後に過去最高値近辺まで買われた欧州株や急反発した米国株に比べ、日本株は大きく出遅れる形となったのだろう。今日もプライム市場とスタンダード市場は低PBR株が値上がり上位に多く入っている。プライム市場で値上がり2位となった平河ヒューテックは、先週末好決算が材料視され、今日は10%高となったが、それでもPBRは0.54倍、PERは8.0倍である。ほかに4位のオーバル...
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PBR1倍割れ銘柄が大相場に PART5

日経平均は1か月半ぶりに2万7500円の節目を上回って引けた。これまで7営業日連続で2万7500円の壁に上値を押さえつけられていただけに、相場が変調するサインと捉えていいかもしれない。ただ、第3四半期の決算発表が本格化する中で、業績の下方修正が多発しているのが気になる。ちゃんと数えたわけではないが、上方修正1に対して下方修正が2以上といった割合である。今日もデンソーやアイシン、日本郵船、川崎汽船、ミネベア、三井化学などが通期予想を下方修正している。昨日はパナソニックが今期2度目の業績下方修正を発表した。先月24日に日本電産が決算発表した際、通期の純利益予想を21%増の1650億円から一転して56%減の600億円に下方修正したが、この時、会見した永守会長は「モーターは経済指標だから、我々が落ちたら他も落ちる」と警鐘を鳴らしたのが印象に残る。自動車や電機、化学セクターに驚くほどの業績下方修正が多いのも頷ける。一方で上方修正は総合商社や鉄鋼、インバウンド関連などに多く見られるものの、下方修正に比べて驚くほどの幅の上方修正はわずかだ。ただ、昨日は住友電工が上場子会社2社をTOB(株式公開買付け...