ブログ(会員限定) PBR1倍割れ銘柄が大相場に PART8
今日の4時過ぎ、日経新聞電子版は「政府が日銀新総裁に植田和男・元日銀審議委員を起用する」と報じた。まさしく寝耳に水の大材料が突然飛び出し、為替市場は一気に2円近く円高・ドル安が進んだ。既に政府は雨宮副総裁に新総裁を打診したと伝えられていたから、まさかのサプライズ人事で為替市場も株式市場も目先は先物で荒れた展開になりそうだ。本命と見られていた雨宮副総裁は総裁就任を辞退した模様で、黒田総裁の超緩和路線を引き継いでくれそうな有力候補を探してたどりついたのが植田氏という感じなのだろう。副総裁候補に挙げられた氷見野良三・前金融庁長官や内田眞一・日銀理事も黒田路線から外れていないハト派である。17年も日銀から離れていた元審議委員に日銀総裁を打診すること自体、まさしく異常事態である。植田氏の起用は日銀が黒田路線から決別して金融引き締めに舵を切るためと解説する向きもあるが、それなら候補はいくらでもいたはずである。日銀総裁人事は国会承認人事の為、植田氏のスタンスがどのようなものなのかはいずれ国会での質疑で明らかになるだろう。
