2023-01-20

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PBR1倍割れ銘柄が大相場に

前回の当欄と、その日の「絆の会」の講演会でも指摘した通り、東証が昨年4月の市場区分の見直しに合わせて検討しているルールについて、具体策が明らかになってきた。1つは、旧東証一部上場企業はプライム市場の上場基準を満たしていなくても改善計画を提出することを前提にプライム市場に移行できたが、その経過措置は2025年3月に終了することが有力になってきた。また、一株純資産を割り込み、かつ、ROE(株主資本利益率)8%割れの企業は罰則的に社名を公表する方向で検討が進んでいる。これを材料に今日、一株純資産を大幅に割り込んでいる低PBR株が大きく買われている。値上がりランキングを見てもそれは明らかで、今日は東証プライム市でランキング7位の中山製鋼所や、9位の合同製鐵、12位の神鋼商事、15位の品川リフラクトリーズなどが昨年来高値を更新し、かつ、軒並み超がつくほどの低PBR株である。これらの銘柄はほぼ鉄鋼・非鉄関連株ではあるものの、このセクターは業績が好調でPERも驚くほど低い。合同製鐵は今日、6.1%上がってほぼ2年ぶりの高値をつけたが、それでもPERは4.8倍、PBRは0.35倍である。神鋼商事は私が...