ブログ(会員限定) 中長期的にプラザ合意前の1ドル=240円を目指す円相場 PART15
決算発表は今週ピークを迎えるが、SMBC日興証券の集計によれば、TOPIX構成銘柄の通期純利益予想は8日発表分(822社、全体の57%)までで8.7%増益と過去最高を更新する見込みだという。正直なところ、これまで決算発表した企業の中では通期予想を上方修正した企業よりも、下方修正した企業の方が多い印象だ。元々、多くの上場企業は期初に超控えめな業績予想を出すところが多いから、中間決算の発表では上期の実績を反映した通期予想の上方修正がどうしても多くなりやすい。しかし、今期に限っては、そうした超控えめの業績予想を大きく下回るほど円安や資源エネルギー価格の上昇に伴うコスト増が半端ではなかったということだろう。それでも輸出関連や海外売上の大きい企業は大幅な増額修正に動くところが少なくない。私が講演会などで取り上げている銘柄ではINPEXやヤマハ発動機、芝浦メカトロニクス、テセックなどである。ただ、住友金属鉱山や大紀アルミのように、中間決算は減益見込みから増益になったものの、通期予想を下方修正するところも出ている。住友金属鉱山の場合、中間期の経常利益は会社予想の1490億円から201億円も上振れ、前...
