2022-10-14

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中長期的にプラザ合意前の1ドル=240円を目指す円相場 PART6

ついに円相場が98年の安値147円66銭を突破し、1990年以来の円安水準になってきた。一部では政府日銀の円買い介入を警戒する向きもあるが、日銀の単独介入では円安トレンドを転換させることなど到底不可能だ。むしろ円買い・ドル売り介入でドルの押し目を待つ投資家が急増したため、次の介入は前回のようにはうまくいかず、投機筋に格好の円の売り場を提供することになりそうだ。今日は日経平均が一時940円高の2万7180円まで急反発し、円安メリット株の人気も再燃した。総合商社や自動車、精密機器、機械株などが幅広く買われた。ただし、今日の急騰は米CPI(消費者物価指数)発表を引き金にしたヘッジファンドなど投機筋の「ドテン買い」が原動力に過ぎず、年金など実需筋の押し目買いが入ったわけではないことに注意が必要だ。日米の株式市場は空売りポジションが歴史的な規模で積み上がっているため、ちょっとした材料にも大きく反応してしまいがちだ。米国の主力企業の決算発表が終わる来月上旬までは米株高の最大の原動力になっている自社株買いが制限されるため、どうしても株価は下振れしやすくなる。それは日本株も同じで、こちらは11月14日...