ブログ(会員限定) FRBに続いてECB(欧州中銀)も大幅利上げを決断、円安加速も PART8
以前から予告していた通り、先週は米英日などの中央銀行の政策決定会合が集中し、案の定、株式市場や為替市場は大波乱となった。政府日銀の円買い介入もサプライズだったが、それ以上の波乱を巻き起こしたのがイギリスの大規模減税と巨額の国債増発計画である。これを受けて英ポンドは22日にイングランド銀行が7回連続利上げしたにも関わらず対ドルで過去最安値をつけ、英国債も英国株も売られるトリプル安になった。イギリス発のショック安で日本が秋分の日の先週金曜日は世界同時株安が加速した。NYダウは6月につけた年初来安値を更新し、3万ドル大台を割り込んだ。これはFRB理事による金利見通しが大幅に引き上げられ、政策金利が年末に4.4%、23年末が4.6%に上方修正されたことにより、長期金利(10年国債利回り)が3.8%近くまで急上昇したことが大きい。長期金利の急上昇で配当利回りの高いバリュー株やディフェンシブ株が大きく売られたため、ナスダック指数が年初来安値を割り込まなかったのに対して、NYダウの下げ幅がより大きくなった感じだ。また、原油価格はWTI先物が80ドルを割り込み、石油株を中心に資源エネルギー関連株が総じ...
