2022-07-22

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歴史的な円安局面に突入か PART37

日米とも株価は上昇トレンドに転換したことが鮮明になってきた。景気下振れリスクの高い欧州株と、再びコロナ規制を強化する可能性のある中国株はもたついているが、短期的にせよ主要国の株式市場は底打ちしたと言っていいだろう。こうなると、株価は悪材料への反応が鈍くなり、好材料の反応度が高くなる。今日の海運株の急騰はその典型例だ。海運大手3社は昨日の大引け後に、今期の連結業績予想を揃って上方修正した。ドル箱のコンテナ船運賃は値下がり基調にあるものの、従来の業績予想があまりにも控えめだったために大幅増額修正になっている。商船三井は今期の最終利益を従来は5000億円としていたが、一気に40%上方修正して7000億円に、川崎汽船は同4600億円から6900億円に50%も上方修正した。海運大手3社はそれまで軒並み「今期は大幅減益になる」としていたが、郵船と商船三井は小幅減益見通しに、川崎汽船は3割弱の減益見通しから7.4%の増益見通しに転換した。