2022-07-08

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歴史的な円安局面に突入か PART33

安倍元首相が演説中の銃撃で死去したことは、日本中に衝撃を与えた。良くも悪くも日本の政治に最も影響を与え続けた政界のドンの死だけに、今後の日本の政治がどうなるか、一段と不透明になったと言える。岸田政権はアベノミクスからの脱却を大きなテーマにしていたようだが、現状ではアベノミクスを継承している政策も少なくない。岸田首相は自分がやりたい政策をより進めやすくなったとも言えるが、日本に対する市場の再評価が固まるまでにはまだ時間がかかると思われる。自民党の勢力図が書き換えられる影響は、正直言ってまだ読めない。今日の株式市場の反応も、日経平均は前引け前の高値(2万6881円)から大引け直前の安値まで370円ほど値下がりして先日比ほぼ変わらず近辺で終わったが、東証マザーズ指数はそこまでの影響はなく、1.3%高で引けている。円相場も1ドル=136円近辺から事件後に135円30銭台まで70銭ほど円高が進んだものの、午後6時半現在では135円80銭台と事件前の水準に近づいている。米国に太いパイプを持つ安倍元首相の死は、やや左寄りの岸田政権の政策をより左翼的なものに変える可能性があると言えるだろう。一方で、奇...