ブログ(会員限定) 歴史的な円安局面に突入か PART32
日経平均は5月、6月と同様、7月も初っ端の1日から2万6000円が下値抵抗線になってどうにか下げ止まった。今週末は3カ月に1度のメジャーSQなので、再び海外勢が先物を使って2万6000円の大台割れを画策してくる可能性が高いが、景気減速懸念から日米欧ともに長期金利が低下傾向にあって、それが株価の有力な下支え要因になり始めている。とはいえ、米国株が明確に下げ止まらないと、日本株もその影響から逃れられないのが実情である。円安を追い風に日本株の米国株離れが一時進んだが、最近は再び連動性が強まる傾向にある。ヘッジファンドを中心とした日本国債の売り崩し戦略も、日銀の連続指値オペの抵抗にあって、離脱するファンドも増えている。10年物国債の利回りを0.25%以下に抑え込む連続指値オペはいずれ続けられなくなることは明白だが、90年代にジョージ・ソロスなどのヘッジファンド勢に打ち負かされたイングランド銀行のように、日銀があっさりと白旗を上げるとも思えない。少なくとも、黒田総裁の在任中は日銀の悪あがきが続き、日銀が金融引き締めに転じることはなさそうな気がする。異次元緩和の終了がいいところだろう。
