2022-05-09

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歴史的な円安局面に突入か PART14

今日はロシアにとって第二次大戦時のドイツに対する戦勝記念日に当たる。プーチン大統領は国民向けの演説を行なう予定だったが、その際、核兵器使用をほのめかすのではないかとの観測が世界的に広がり、先週末の米国株に続き日本株も大幅安となった。先週末にナスダック指数が年初来安値を更新したこともあり、東証マザーズ指数は2月につけた安値まであと4ポイントのところまで急落し、約2年ぶりの安値に沈んだ。一方で、外国為替市場では円が1ドル=131円43銭と4月の安値を抜き、20年ぶりの円安水準になった。プーチン大統領の演説内容については、核兵器の使用をほのめかすことはなかったし、ウクライナを名指しして批判することも、南部マリウポリでの激戦などウクライナ戦争の戦況の評価も示さなかった。核兵器の使用については、すでにこれまでも使用を匂わす発言をしているため、あえて今回の演説ではウクライナ侵攻を正当化し、国民を鼓舞するための穏やかな演説にとどめたと思われる。米国株はコロナ・バブルだけでなく、新冷戦によってグローバル経済からブロック経済の時代へと大きく歴史が動きつつあることを受けて、「第二次ITバブルの崩壊」のよう...