2022-04

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歴史的な円安局面に突入か PART12

昨日の米国株の急落を受けて、日経平均は一時600円を越える下げになったが、大引けにかけて持ち直し、結局313円安の2万6386円で引けた。昨日のNYダウは809ドル安の3万3240ドルとそれなりに大きな下げになったが、深刻なのはナスダックの方で、こちらは514ポイント安の1万2490ポイントとなり、1ヶ月半ぶりに年初来安値を更新した。NYダウは昨年の高値からほぼ10%しか下げていないが、ナスダック指数は23%安と完全な弱気相場になっている。昨日のナスダックの急落はテスラの暴落が主因だ。CEOで大株主のイーロン・マスクが個人財産でツイッターの買収を行なうことが決まり、保有するテスラ株を大量に売却するとの観測が広まった。ツイッターの買収額は日本円で約5.6兆円にも及ぶ。イーロン・マスクはすでに保有するツイッター株を担保に必要額の借り入れ枠を確保した模様で、すぐにテスラ株5.6兆円分の売りがでるわけではないが、昨日のテスラ株は12%も急落して終わっている。また、先週1日で35%も暴落したネットフリックスが昨日も5.5%安と下げ止まらなかったほか、フェイスブックも3.2%安の180ドルと2年ぶ...
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歴史的な円安局面に突入か PART11

今日の日経平均は先週末の米国株の急落が響いて、一時600円以上急落する場面があった。大引けでは514円安の2万6590円となったが、NYダウが2日間で1200ドル以上も下げたうえに、中国上海指数が今日、今年の最安値をつけたことも気になる。上海指数は今日、5.1%安の2928ポイントまで下げている。この指数が3000ポイントを割るのは20年の7月初め以来。米国株の急落だけでなく上海の厳しいロックダウンによる悪影響などが嫌気されている。米国株の急落は、日本の大型連休中に当たる5月3日、4日にFOMC(米連邦公開市場委員会)が開かれ、そこでFRBのバランスシート縮小(量的引き締め)と大幅利上げ(0.5%)の両方が実施されることが改めて悪材料されたようである。米国の利上げは今回は0.5%だが、その次は0.75%になるとの見方も出ていて、政策金利(FFレート)は年内にも3%の大台に乗せるという予測も出始めている。米国では先週のネットフリックスの失望決算が引金になって、アマゾンやアップル、グーグルなどのIT大手が軒並み大幅に値を崩している。日本でもIT関連などの小型成長株が下げ止まらず、マザーズ指...
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歴史的な円安局面に突入か PART10

為替相場は今日1ドル=129円40銭まで円安が進んだが、行き過ぎの反動が出て急反転し、128円割れ寸前まで急反落した。午後4時現在は128円70銭近辺まで戻しており、「円安・ドル高」の流れに変化はないようだ。急激な円安を受けて、株式市場でもさすがに円安関連株の人気が盛り上がりつつある。今日はトヨタやホンダ、日産、マツダなどに加えて、スバルや三菱自動車も商いを伴って買われている。一方で、今月から新しく導入された東証グロース指数は、今日最安値を更新した。導入2日目につけた4月5日の1060ポイントが最高値で、それが今日は2%安の920ポイントまで13%も下げている。東証グロース指数はかつてのマザーズ銘柄が中心で、超割高な成長株の比率が高い。今日はメルカリやJTOWERなど主力どころが急落したのが響いている。東証グロース市場は製造業が非常に少なく、円安メリット株がほとんどない。コロナ・バブルの崩壊も継続していることもあり、こうした中小型のグロース株からプライム市場の円安メリット株に乗り換える動きも活発化しているようだ。私は円相場が1ドル=240円になると予想しており、こうした資金シフトはしば...
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歴史的な円安局面に突入か PART9

円安が止まらなくなってきた。今日は黒田日銀総裁が国会で「大幅な円安や急速な円安は日本経済へのマイナスが大きくなる」と発言し、1ドル=126円70銭近辺だった円相場が126円台前半まで押し戻されたが、すぐに126円台後半に反転してしまった。今日の国会では鈴木財務相も円安について「今の円安はどちらかと言えば悪い円安で、良い円安とは言えない」と述べている。日本の金融当局のトップ2人が円安の行き過ぎをけん制しても、市場の反応はほんの一瞬で「焼け石に水」状態である。米国のイエレン財務長官やパウエルFRB議長がドル高をけん制すれば、相場は大きく反応しただろうが、消費者物価指数が8.5%も上昇したアメリカ経済にとってドル高はインフレの悪影響を和らげる特効薬であり、そのようなドル高けん制発言は11月の中間選挙が終わるまでは一切出そうもない。一方で、円安メリット株は相変わらず人気薄のままだ。これは今月末から来月上旬に発表される22年3月期決算と今期の業績予想を見極めたいとする投資家が圧倒的に多いからだろう。ただ、今週からは決算発表前の業績警告が多発する時期に入るため、好業績銘柄の先回り買いも出てくる頃合...
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歴史的な円安局面に突入か PART8

当ブログの見出しを「歴史的な円安局面に突入か」に変えたのは3月23日で、当日のドル円相場は120円から121円台で推移していた。それが今日の3時20分過ぎには126円台に突入。ちょうどCBCラジオの「北野誠のズバリ」に電話出演している最中で、私が「1ドル=240円になっても不思議はない」とコメントした直後に126円台に入ったとの速報を流していた。昨日、3月の米国の消費者物価指数(CPI)が8.5%になったと発表されたが、多くのアナリストが「3月がピークになるのではないか」と事前に予想していたうえに、8.5%は予想の範囲内だったため、株価はほとんど反応しなかった。ドル円相場も一昨日に大きく円安・ドル高に振れたため、昨日はほとんど反応がなかった。ただ、為替相場が大きく動くのは、日本の夕方に当たる、いわゆるロンドンタイムの序盤に多く、市場参加者が少ない時間帯を見計らってファンド勢が売り仕掛けや買い仕掛けに動くケースが多々ある。一昨日と同様、今日も東証の大引け後に仕掛けの動きが出ている。まだ気が早いが、今年のゴールデンウイークはドル円相場が激動する予兆があると私は感じている。株式市場では引き続...
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歴史的な円安局面に突入か PART7

円安・ドル高が一段と進んでいる。今年の円の安値は3月28日につけた1ドル=125円10銭だったが、17時40分現在ですでにそれを上回り、1ドル=125円40銭台となっている。2015年の円安局面では1ドル=125円85銭まであったが、それを抜くと2002年の135円04銭が次の円安の目標となるだろう。さらにそれを抜くと、98年につけた147円が円安のターゲットになる。先週も書いたと思うが、私は今回の円安局面では2年ほどで140円から160円程度まで円安が進むと見ているが、中国の動き次第ではそれを上回る歴史的な円安になっても不思議はないだろう。今、我々はグローバル経済が終わりつつあるという時代の転換点に立っているという認識が必要だ。今までの常識は捨て去らないと、投資の世界で生き残るのは難しい。そういう観点に立つと、株式の銘柄選びもバリューだの、グロースだのと言っている場合ではない。超円安時代に伸びる会社はどこか、業績が低迷する会社はどこかという選別眼が不可欠になる。米長期金利は2.7%台まで上昇してきたが、今のペースでは2018年につけた3.1%台を抜くのも時間の問題だろう。そうなると、...
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歴史的な円安局面に突入か PART6

今日の日経平均は97円高の2万6985円とぶりに反発した。とはいえ、昨日までの2日間で約900円も下げ、しかも今日は一時300円近く上げたにも関わらず、前場中ごろから後場2時ごろまで日経平均はほぼマイナス圏で推移していたから、今日は反発したというよりも下げ止まったという印象である。昨日までの世界同時株安は、FRBが5月から急速なペースでQT(量的縮小=バランスシートの圧縮)を始める意向であることが議事録の公表で判明したからだ。具体的には5月からQTを開始し、国債を月600億ドル(約7.4兆円)、住宅ローン担保証券を月350億ドル(約4.3兆円)それぞれ削減(売却)する模様である。ざっくりだが、年間では140兆円、3年間で最大420兆円ほどの削減になる計算だ。FRBはコロナ禍で世界にバラ撒いたドルの大半を回収することになりかねない。また、政策金利を迅速に2.4%前後の中立金利まで引き上げるべく、0.5%の利上げを今年1回か、それ以上実施するという。日本の金利はゼロ金利のままで推移しそうなので、日米の金利差は2%以上も開くことになる。このようなFRBの急激な金融引き締めが警戒されて、金利に...
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