ブログ(会員限定) バブル時代に匹敵する世界規模の金融相場が到来 PART159
想定を上回る与党の選挙結果を受けて、日本株は急騰した。日経平均の754円高は6月の873円高に次ぐ今年二番目の値上がり幅となった。衆院選は事前の大手メディアの予測で自民党が大きく議席を減らすという報道が多かったため、261議席と絶対安定多数を維持できたことは大きなサプライズになった。日経平均の3万円手前では戻り売りも増えそうだが、今月中の3万円大台回復は時間の問題と思われる。岸田首相は衆院選直後の記者会見で11月中旬にも大型経済対策を策定し、年内に補正予算を成立させると力説した。非正規労働者や子育て世帯などへの給付金のほか、賃上げを実施した企業への減税策、「GOTOトラベル」を一部見直した観光需要喚起策などが柱になると見られる。ただ、この大型経済対策は株価にほぼ織り込み済みのため、当面は好業績を発表した銘柄の循環物色になりそうだ。経済対策で最も恩恵を受けそうな旅行・観光業界も、株価的には微妙な情勢にある。というのも、第2四半期の決算発表と同時に通期の業績予想を下方修正する企業が急増しているからだ。JRや私鉄各社、HISや全日空などの旅行関連も然り。このため、このセクターへの物色意欲はあ...
