バブル時代に匹敵する世界規模の金融相場が到来 PART117
前回、日経平均は「2万9000円近辺に張り付いており、そろそろ上下どちらかに大きく振れる保ち合い放れが起きそうな雲行き」だと書いた。先週末のメジャーSQ通過で今日の日経平均は213円高の2万9161円と終値としては5月10以来の高値をつけた。ファーストリテイリングやファナック、東京エレクトロン、エムスリーなどの日経平均採用の値がさ株が値幅を伴って上昇したため、ヘッジファンドの買い戻しがかなりの規模で起きたのではないかと推測される。とりわけ、ファナックは4月19日以来、エムスリーは2月16日以来の75日移動平均線突破で上昇に弾みがつていて、買戻しに拍車がかかりそうな雲行きだ。こうした日経平均採用の値がさ株の多くは十分な日柄調整を経て上値指向を強めているため、日経平均が大きく下に振れるリスクは遠のいたと思われる。ただし、ファーストリテイリングとソフトバンクGはまだチャートの形が悪く、底打ちしたとは判断できない。特にファーストリテイリングは日銀のETF支援がほぼなくなったことに加え、株主還元に極めて円消極的なため、底値が見えず、相当長きにわたる調整期間に入った可能性が高い。
2021.06.14
ヤマモト
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