2021-05

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バブル時代に匹敵する世界規模の金融相場が到来 PART105

先週末の米国株高が好感されて、日経平均は一時300円以上も急騰した。前場中ごろから上げ幅を縮めて、結局は160円高で引けたが、市場のムードは明らかに好転しつつある。東証マザーズ指数が連休を挟んで5日続落し、年初来安値圏に近づいたことで、マザーズを主戦場とする目先筋の個人投資家は痛手を被っている向きもあるようだが、連休前と違って好決算発表銘柄を無理やり売り込む投機筋も急減したようである。それどころか、今日は今期の好業績見通しを発表した素材株が大幅高となっていて、それがファーストリテイリングの急落(4450円安)を吸収して日経平均を大きく押し上げた格好だ。例えば、先週末に今期6割の最終増益見通しを発表した冶金工は、今日20%上昇して値上がりランキング第3位となった。同じく日本製鉄は5%上昇して2年半ぶりの高値をつけている。ほかに住宅建材のウッドワンや段ボールのトーモク、中山製鋼所、大同特殊鋼などが急騰した。こうした素材株はワクチン接種による世界的な経済正常化を先読みしている面が大きく、しかも、コロナ前の株価水準を大きく上回ってきたのが興味深い。
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バブル時代に匹敵する世界規模の金融相場が到来 PART104

連休の谷間で上値は重かったものの、日経平均は続伸した。昨日のNYダウが318ドル高の3万4548ドルと史上最高値を大きく更新した割には、日本株の弱さが目立つ印象だ。今日の日経平均は寄付き後に一時100円近く下げる場面もあった。ただ、昨日の大幅高で日経平均は4月22日以来となる75日移動平均(7日現在で2万9257円)を回復し、今日の終値はそれよりも100円高い2万9357円となった。また上昇トレンド復帰のメドとなる25日移動平均は29410円で、そこにはまだ50円ほど足りないレベルだ。今週後半から高齢者へのワクチン接種が本格化する。政府はファイザー製ワクチン1872万回分を24日までに全国の自治体に配布するという。これはワクチン接種の対象となる高齢者3600万人の約半分に相当する。その後も2週間ごとに約1500万回分が配送されるというから、6月中には医療関係者だけでなく重症化リスクの高い高齢者への1回目の接種にメドがつきそうだ。 この中にはファイザーと同じタイプ(mRNA)のワクチンである米モデルナの製品も含まれる。厚生労働省はモデルナのワクチンをまだ承認していないが、今月21日までに...