2021-05-10

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バブル時代に匹敵する世界規模の金融相場が到来 PART105

先週末の米国株高が好感されて、日経平均は一時300円以上も急騰した。前場中ごろから上げ幅を縮めて、結局は160円高で引けたが、市場のムードは明らかに好転しつつある。東証マザーズ指数が連休を挟んで5日続落し、年初来安値圏に近づいたことで、マザーズを主戦場とする目先筋の個人投資家は痛手を被っている向きもあるようだが、連休前と違って好決算発表銘柄を無理やり売り込む投機筋も急減したようである。それどころか、今日は今期の好業績見通しを発表した素材株が大幅高となっていて、それがファーストリテイリングの急落(4450円安)を吸収して日経平均を大きく押し上げた格好だ。例えば、先週末に今期6割の最終増益見通しを発表した冶金工は、今日20%上昇して値上がりランキング第3位となった。同じく日本製鉄は5%上昇して2年半ぶりの高値をつけている。ほかに住宅建材のウッドワンや段ボールのトーモク、中山製鋼所、大同特殊鋼などが急騰した。こうした素材株はワクチン接種による世界的な経済正常化を先読みしている面が大きく、しかも、コロナ前の株価水準を大きく上回ってきたのが興味深い。