2021-03-19

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バブル時代に匹敵する世界規模の金融相場が到来 PART90

今日の日銀金融政策決定会合は株式市場にとって大きなサプライズになった。日銀が今後、日経平均連動型の株式ETFの購入をやめると表明したからだ。株式ETFの買い入れそのものは、原則年6兆円の買い入れ枠を撤廃する一方、上限12兆円までの枠は維持した。また、ETFの買い出動は市場が混乱した時のみに限定され、株価上昇時には買い出動しないというルールになった。これまで日銀が買い入れた日経平均型の残高は維持するため、日経平均への影響は一時的だろうが、今後は相対的にTOPIX優位の相場展開になると見ていい。日銀のETF買い見直しで、ファーストリテイリングなど日経平均採用の超値がさ株に市場が翻弄される場面が減り、バリュー株への資金シフトが一段と進むと見る市場関係者が多い。そもそも、ファストリテは1銘柄で日経平均の12%程度の構成比率になっていて、日銀のETF買いによって市場に出回る浮動株が枯渇しかけていた。そのため、すでに成長株ではなくなった同社が、マザーズ銘柄並みにPBR10倍、PERも60倍程度まで超割高に買われていた。日銀のETF購入見直しによって、日経平均の上値は今後大幅に抑えられそうだが、ファ...