ブログ(会員限定) バブル時代に匹敵する世界規模の金融相場が到来 PART55
今日の2時過ぎに東京都の新型コロナ感染者493人と過去最高になったと報じられ、日経平均は一時350円超の急落となった。大引けでは286円安の2万5728円とやや戻したが、感染者の急増は景気回復シナリオの見直しにつながると見るべきだろう。ただ、再び巣篭もり消費関連株が物色の柱になるとは思えない。新型コロナワクチンの接種開始が迫っているからである。ファイザーのワクチンに続いて米モデルナのワクチンも94%の有効性があると報じられた。しかも、モデルナは今月中に承認申請するとされ、12月の接種開始が極めて濃厚になってきた。新型コロナの感染は米国で1日18万人を超え、過去最高になっているほか、欧州主要国でも感染者の過去最高更新が続いていて、景気は再び急激な失速を免れない情勢である。ただ、欧州でもワクチン接種は年内か来年初めには始まりそうで、目先の景気失速を株価が十分に織り込むかどうかは未知数だ。通常、株価は3~6カ月先の業績見通しで動いているため、その頃にはワクチンがかなり幅広い層に接種されているはずだ。
