2020-05-11

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新型コロナ・ショックの行方 PART24

日経平均は連休明け後に3日続伸となり、今日は一時350円ほど上昇して2万500円台をつけた。日経平均もようやく下げ幅の半値戻しを達成した形だが、目先の目標は2万1000円になる。ここは2月末から3月6日まで揉み合ったレベルで、その一歩手前の2万800円どころに75日移動平均線がある。通常であれば75日移動接近でいったん株価の頭を押さえられることになるだろう。決算発表の延期が多発しているものの、SMBC日興証券によれば、先週8日までに決算発表をした東証一部企業の平均では前期の経常利益は前年比でマイナス21%となったようだ。また、1-3月期(第4四半期)は58・7%減でかなり大幅な減益となった。ここから推測すると、4-6月期は減益どころか業界全体で赤字転落が濃厚になってきたと言えるだろう。というのも、日本企業の場合、コロナによる営業自粛が本格化したのは3月半ばからで、1-3月期のうちの半分くらいしか影響を受けていないからだ。それでも6割近い経常減益であり(経常利益には減損などの特別損失は含まない)、影響をフルに受ける4-6月期は一部の業種を除いて人件費や家賃、光熱費などの固定費すら稼ぎ出し...