2020-04-08

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新型コロナ・ショックの行方 PART15

きのうの緊急事態宣言を受けて、日経平均は今日で4日続伸となり、1万9000円台を回復した。ただ、今日のザラ場高値1万9454円は先月25日につけた戻り高値1万9564円に届いていない。今週末10日はオプションSQということもあり、いつもならSQ2日前の今日は急落しやすいタイミングだった。確かに前場は前日比220円安の1万8730円まで急落する局面もあったが、そこから一時700円以上も急反発したわけで、これは相場の地合いが少し変化してきたことを物語っている。イタリアや米国などオーバーシュートで感染者が急増した国で、感染者や死者数の増加数にピークアウトの予兆が見られるようになってきた。これが最近の世界的な株価の反発につながっている面があるが、これはあくまでも都市封鎖や外出制限の効果が表れただけであり、新型コロナの感染が収束に向かいつつあると判断するのは早計だろう。日本や米国など一部の国で感染が収束した場合の経済活動の再開に向け、準備を始めているところもあるが、特効薬はワクチンがない現状では、人の移動制限の解除は限定的で、企業の生産や営業活動が完全回復するまでには相当な時間がかかると見られる...