ブログ(会員限定) 新型コロナ・ショックの行方 PART10
世界同時株安の中で、日本株だけが先週末から下げ止まっている。日銀のETF(上場投資信託)買いが倍増というか、先月からは3倍近い増加になっていることや、GPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)などの公的年金がリバランスで買い出動しているものと見られる。公的年金の買いは、株価の値下がりでポートフォリオに占める株式の比率(日本株25%)が低下したため、それを上昇させるための買いと見て間違いなさそうだ。今朝はトランプ政権が提示した総額2兆ドルの経済対策に対して野党の民主党が異議を唱え、22日中の与野党の法案のすり合わせが失敗し、今日予定されていた上院での採決ができなくなったという。これを受けて、NYダウ先物は時間外取引で再び1000ドル近くも下落した。17時40分現在で770ドルほど下げている。この2兆ドルの緊急経済対策が議会で可決されないと米国株は下げ止まりそうもないが、民主党がどこまでも反対を押し通すと11月の議会選挙で大敗する可能性があるため、今日、明日中に妥協を迫られるのではないか。この民主党の反対による緊急経済対策の漂流で、日本以外の主要国の株価は急落している。当面はこの2兆ドルの...
