2020-03-18

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新型コロナ・ショックの行方 PART9

昨日の夜、富士フイルムHDのインフルエンザ薬「アビガン」が新型コロナウイルスの治療効果が高いとして、中国政府が正式に治療薬として推薦すると発表した。当初は米ギリアドサイエンシズ社の抗エボラウイルス薬「レムデシビル」が最有力と見られていたが、「アビガン」の副作用の少なさや、耐性菌が生まれないため、予防薬としても使えることが評価されたようだ。世界は新型コロナウイルスに対して、ようやく有効な武器を手に入れることになった。これをきっかけに株式市場の潮目が大きく変わる可能性がある。全世界の人々の多くに幅広く投与できるワクチンの開発は、臨床試験に1年前後かかるため、みんなが安心して海外旅行やコンサートなどに出かけられるまでには相当な時間がかかる。しかし、有力な治療薬が出てきた以上、感染しても医療機関で対処できるようになる。もちろん、医療崩壊が起きないことが前提だが、今は感染していても重傷者でなければ自宅療養を強いられるだけで薬は出ないから、感染者の心理状態は雲泥の差が出る。前述したように、予防薬としても使えるため、家族に感染者が出た場合でも、家族も同時に「アビガン」を飲むことによって感染リスクがほ...