ブログ(会員限定) 新型コロナ・ショックの行方 PART2
日本株はようやく反発したが、まだ安心できる情勢ではない。今日は日銀が10時前に株価対策として金融緩和姿勢を打ち出す「総裁緊急談話」を発表。これで日経平均は300円安から上昇に転じ、大引けでは201円高となった。日銀は緊急談話に続いて午前中のTOPIX(東証株価指数)の終値がプラスになっていたにも関わらず、異例のETF(上場投資信託)買いを敢行。しかも、いつもの約700憶円から4割強増額した1002憶円を購入したと引け後に発表している。これでヘッジファンドなどの投機筋も、調子に乗って先物で日本株を売り崩せなくなってきたと言えるだろう。日銀はETF買いについて以前から「弾力的な運用」を標榜していて、今後も株価が急落するようなら、一段の購入枠拡大もありそうである。FRBや中国人民銀行も金融緩和姿勢をアナウンスしていて、久しぶりに主要国の中央銀行が協調行動に動いている。株価の急落は各国で政策催促相場の様相になっていて、新型コロナウイルスの感染拡大の終息が見えてくれば、相場の潮目の変化も劇的なものになるだろう。東日本大震災や同じ年に起きたタイの洪水被害のように、インフラや生産設備が被災したわけで...
