2019-12-20

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上場ルールの変更で親子上場・上場子会社関連が急浮上 PART2

今日までに大方の外国人投資家はクリスマス休暇に入った。市場参加者が大きく減る中で、個人投資家は税金対策売りを急増させているという。もちろん、国内機関投資家も年末に向けて大きくリスクをとれないでいるし、そもそも国内勢は未だに弱気派が大半だ。日経平均が2万4000円手前で調整局面に入ったのも無理はない。きのうの大引け後に、長谷工が戸建分譲住宅の細田工務店を130円でTOB(株式公開買付け)し、完全子会社化を目指すと発表した。これを受けて今日、細田工務店はジャスダック市場で値上がりトップとなる17%高を演じた。しかし、株価はきのうの113円からTOB価格の130円を大幅に上回る162円まで一時暴騰する場面があった。どうしてそんな素っ高値まで買ったのか大いに疑問だが、TOBのニュースをよく検討しないで買いを入れる無謀な投資家が意外に多いことを思い知らされた。細田工務店は経営再建中でTOB価格が引き上げられることはまずないと見ていい。同社のように経営再建中の企業のTOBは、本来なら時価よりも低い価格に設定されることがほとんどだ。場合によっては時価を大幅に下回る半値程度のTOB価格になることもある...