2019-12-06

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米中貿易戦争は終わらない PART141

今日の相場のポイントは、1ヶ月ぶりに中国株の潮目が変わった可能性があることだ。上海総合株価指数は先月5日の戻り高値3008ポイントから、今月3日の直近安値2857ポイントまで急落。この時点で上海総合株価指数は8月下旬以来の安値をつけている。このまま下落基調が続けば、米中貿易協議の第1段階の部分合意は絶望的と思われたが、今日は警戒レベルの2900ポイントを先月28日以来、1週間ぶりに上回って引けた。米議会下院がウイグル人権法を可決し、中国政府が怒りを爆発させていたにも関らず、米中貿易協議は水面下で進展していると見ていいだろう。少なくとも今週末辺りまでに閣僚級の合意ができなければ、日程的に見て15日からの対中制裁関税第4弾の残りの部分が発動されてしまう。終わってみなければわからないが、今回ばかりは中国が譲歩する形で部分合意に漕ぎ着けられそうな雰囲気である。ただ、日程からすると、閣僚級の仮合意のレベルで15日の制裁関税発動を回避し、首脳会議による署名は年明けといったイメージではないだろうか。米中首脳が来週中に会うとすれば、警備の手配がすでに間に合わないからだ。