ブログ(会員限定) 米中貿易戦争は終わらない PART135
今日はトランプ政権の閣僚であるクドロー国家経済会議委員長が「米中貿易協議の合意が近づいている」と発言したことで、日経平均は急反発して、ほぼ昨日の下げ分を取り戻した。昨日で決算発表シーズンが終わったため、今日で中間期の業績を反映した買いは一巡したと見ていいだろう。来週からはリチウムイオン電池や量子コンピューター、地銀再編などといったテーマ株の物色が盛んになってくるだろう。今日は上海総合株価指数が警戒レベルの2900ポイントを割り込み、個人的には米中協議が米政権幹部の発言ほどうまくいってはいないと推測している。しかし、技術移転の強制や産業補助金、ファーウェイ問題など超難解の問題は今回の貿易協議から切り離されているため、いま難航しているのは数値目標などの条件交渉と見られる。つまり、部分合意は難航するとしても時間の問題と私は見ている。来週から浮上しそうなテーマ株についてだが、前述したもの以外では半導体関連、低PBRなどのバリュー株、5G(第5世代移動通信システム)関連、水害対策を柱とする国土強靭化などの補正予算関連が有力だろう。
