ブログ(会員限定) 米中貿易戦争は終わらない PART123
きのうのNYダウは313ドル安の2万6164ドルと直近上昇分のほとんどを吐き出す下落となった。2万6000ドル近辺に強力な下値抵抗ラインがあるものの、明日から始まる閣僚級の米中貿易協議の結果次第では、8月につけた安値2万5339ドルが意識される相場展開になるかもしれない。ちなみに、この閣僚級の米中協議は何も合意できないで終わるとの見方が有力だ。ポイントは次回の協議日程を決められるかどうかにある。それができない場合は、米中協議は再び決裂となる。きのうのNYダウの急落はそれを織り込んだ下げと見ていい。米側は閣僚級協議のスタート直前に中国の監視カメラ大手のハイクビジョンとダーファ、それにAI大手のメグビーとセンスタイム・グループを禁輸リスト(エンティティ・リスト)に新たに掲載。さらに、米年金基金に対して中国株への投資を制限する規制を導入することを検討中と伝えられた。わざわざこのタイミングで中国が激怒する政策を発表するのだから、米側は合意する気がないのだろう。また、この閣僚級協議が終わった直後の今月15日に対中制裁関税が25%から30%に引き上げられるのも、米側にとっては予定通りのはずだ。中国...
