ブログ(会員限定) 米中貿易戦争は終わらない PART113
今日の大引け前にSBIが島根銀行と資本業務提携すると発表した。25億円を出資し、傘下に収める見通しだ。これを受けて島根銀行の株価は2時50分から突然急伸し、1分後には100円ストップ高買い気配となった。この時点の島根銀行の時価総額が39億円だから、普通株で15億円、優先株で9億円出資するSBIは、過半数に近い株を取得することになりそうだ。これはSBIによる実質的な銀行買収と見ていいだろう。銀行株は島根銀行のような成長見込みのほとんどない地銀株ほど、とんでもなく割安な株価に放置されている。今回のSBIとの資本業務提携発表前のPBRは実に0.18倍台で、株価は一株純資産の5分の1以下だった。この好材料に反応して、今日の大引け前は福島銀行などの地銀株も一部買われたが、銀行株全体の水準訂正に発展するほどの材料でもなさそうだ。というのも、SBIは銀行、保険、証券会社を保有する持ち株会社であるから、金融庁も今回の実質的な地銀買収を認可したと推測される。融資書類の改ざんなどの不祥事を起こしたスルガ銀行の救済では、金融庁が一般事業会社による買収を認めず、最初に手を挙げた家電量販店のノジマの出資比率は4...
