2019-07-17

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米中貿易戦争は終わらない PART97

日経平均は先月末以来の2万5000円割れとなった。ファーストリテイリングやソフトバンク、ファナックなど日経平均への寄与度が大きい値嵩株が売られて、日経平均の下げを加速した。決算発表を控えて自社株買いの自粛期間に入ったことにより、最大の買い手を失ったことが大きいと言える。参院選が終われば市場参加者も増えるとの見方もあるが、逆に来週から決算発表シーズン入りとなるため、むしろ来月のお盆休みまでは閑散な取引が継続すると見るべきかもしれない。中国政府は近く一定比率で電気自動車などの製造販売を義務付けるNEV(新エネルギー車)規制を見直すとの報道があった。NEVにこれまで対象外だったハイブリッド車を追加するというものだが、これによりハイブリッド車にめっぽう強いトヨタが買い直されている。トヨタは今日、終値ベースで4月につけた年初来高値を2日連続で更新した。一方、ホンダは先週末の中国のNEV規制見直し報道後に2日続落となった。ホンダは1月につけた年初来高値3290円から500円近く下押した水準にあり、両社の明暗がハッキリと分かれてきた。これは日本車メーカーにとって最大の市場になりうる対中国戦略で、トヨ...