ブログ(会員限定) 米中貿易戦争は終わらない PART76
米政府がファーウェイへの全面禁輸措置という奥の手を出した直後から、NYダウは3日続伸と異様に強い動きとなった。逆に、今日は中国の政府系メディアが米中貿易協議の停止を匂わせると、昨日まで2日続伸した上海総合株価指数は2.5%安と急反落した。日経平均も今日一時300円以上急伸したが、米中貿易協議の中止観測が伝わると急速に伸び悩んで、結局187円高で終わった。それでも米中貿易戦争がかつてないほどエスカレートしつつある中で、日経平均は先月の高値から1100円ほど安い水準訂正で踏みとどまっており、個人投資家のマインドも今年1月の冷え込み方と比べれば格段の違いがある。しかしながら、米中貿易協議はいつまた決定的な決裂となるかわからないため、極力リスクを回避して生き残りモードを継続するのがベターだろう。来月の米中首脳会談で貿易協議が急転直下で合意するとは到底思えないから(部分合意や休戦はありうる)、急落に備えた慎重な行動が望まれる。
